冬 あるいは移ろいゆく四季☆
こんにちは、Qです。
いやしかし、急に、急激に寒くなりましたね。
少なくともこのブログを書いている頃(2021/10/18週中~後半にかけて)は、
11月中旬から12月中旬の冷え込みというのですから、尋常ではないです。
子どもたちにしてみれば、前の週の金曜日には汗ばむほどの気候の中、
遠足を楽しんでいたわけですから、寒暖の差の大きさに体調を崩す子が増えるのも
無理のないこと。
そんなある日の夕方、園庭遊びからお部屋に戻った2歳児クラスのTちゃんが、
窓から顔を覗かせてあらためて外気に触れたときのことです。
「さむいね~!」
と感心するような口調でTちゃん。
続けて
「どうしてさむいの?」
と私に質問してきます。
「冬になってきてるからだよ」
「…どうしてふゆるの?」
「夏がなくなってきてるからだよ(これは年長のSくんのセリフの受け売りです笑)」
まずもって、「ふゆる」という表現のかわいさに心打たれつつ、
季節が変わってきていることをSくんの名セリフを拝借して伝えてみたのですが、
Tちゃんは変わらず不思議そうな表情を浮かべたまま。
どう説明したものか(地軸の話?北半球とか?)、と思案しつつも、
そこではたと
そうか!
彼女たち2歳児さんは、自我が芽生えて日の浅い、3年弱という人生の経験値として
季節が春夏秋冬と巡ってやってくる「四季」という名のサイクルをご存知ないのだな、と。
今更ながらにおのれの未熟さにハッと気付かされた次第です。
(「何をそんな当たり前のことを…」とそこで呆れた方、
保育士歴0年の経験値からの新鮮な発見と驚きを大目にみてやってください)
これはもう、言葉で説明するだけでなく、常日頃の保育の中で、
子どもたちに徐々に移り変わりゆく季節という環境変化というものを
体感してもらうことがいかに大切なことか!
というフィードバックをセルフでしつつ、
これからの保育に絶賛活かしていこうと気を引き締める
初冬の夕暮れ時なのでした。
ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!
ケンパ井の頭 Q
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