秘密基地☆ 土曜保育の夕べ
こんにちは、Qです。
土曜保育。
ケンパ井の頭の土曜保育は、土曜保育のご多分に漏れず、かどうかはわかりませぬが、
ある程度固定のスタメン+α の乳幼児の子どもたちでの合同保育が行われております。
当然少数ならでは、日頃の平日保育とは保育風景もまた異なり、
流れる空気感、とでもいいますか、生活の流れ方も独特でして、
当番の保育者の巡り合わせや乳児さんと幼児さんの比率によっても様子が一変しますので、
そこに面白さがあるといえなくもないです。
さて、その日はちょうど前日に「ほどよく」大型の段ボールが2個入荷されておりまして。
登園していたYくん(スタメン)に、なじみの客に手もみで擦り寄る魚屋さん(?)の
様相で、
「へいらっしゃい!Yくん、今日はいいのが入ってますよ♡」てきなノリで、
「段ボールあるよ」と囁くと、
Yくんもノリノリで「秘密基地作りたい!」と切れ長の瞳をキラキラして
喰いついてくれまして。
そこに、その週のゲストZちゃん(+α)も合流。
状況を理解するやYくんに負けず劣らず瞳をギラつかせ
「ポ〇モンセンター作る!」と幼児チームのテンションが一気に高まり
大盛り上がりとあいなりました。。。
それにつけても、段ボール ✕ 秘密基地
この組み合わせの甘美な響き、胸が躍るのは、
こどもの頃の記憶がそうさせるんでしょうか?それともDNA?
見立て遊びのド定番といっても過言ではないでしょう。
溢れ出る想像力が段ボールを包み込み、
一歩基地に足を踏み入れたときの高揚感。
すっぽり入ったときのほどよいパーソナル空間。
ぬくぬく落ち着ける安堵感。
普段から、園に搬入される段ボールの数々を見るにつけ、
ついついウズウズしつつ、平日の通常保育ではな…、と、
どうしても躊躇してしまうんですね。
よっぽど大きいサイズで、かつ大量に空き段ボールがあれば話は別ですが、
1,2コの段ボールなど、幼児クラスの集団を前にしては、風前の灯、
あっという間に消費されてしまうことでしょう、と。
場合によっては、否、ほぼ確実に喧嘩になってしまうかも、と。
その点、土曜はこの上ない秘密基地日和。
土曜保育は、私たち職員も巡り合う日が限られる分、
土曜保育ならではの特別な過ごし方で子どもたちと楽しめるよう、
ちょっと趣向を凝らしてみられたらなぁ、と思う今日この頃です。
ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!
ケンパ井の頭 Q
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