鬼は外

こんばんは、ケンパ池上のパブロです🐧


2月も終わりに差し掛かり、来週からはもう3月。
ケンパ池上から程近い池上本門寺の梅の花は既に咲き、もう少し暖かくなれば桜も開花するでしょう。暖かな日差しの中、花粉も飛び散りまくって春真っ盛り。最悪ですね、いい加減にしてほしいです。
杉への恨みばかりが募る季節ですが今年度もラスト1か月。元気良く参りましょう!🌲🤧



2月といえばもうあれしかないでしょう。節分。
鬼に豆を投げるのはともかく、みんなで同じ方角向いて太巻き食べてる光景って絵面的にかなり異様で面白いですよね。

今年は違いましたが去年と一昨年、僕は園の節分で鬼役でした。
というわけで今回は鬼目線から見た節分の話です。

まず、子どもの頃の僕にとっての節分は、怒られることなく人に物を投げつけることが許される大義名分という認識だったんですが、鬼役をやるようになって分かったことが一つあります。

豆は本気で当てられるとまあまあ痛い。
20年越しにごめんなさい、あの頃の先生!!🙇‍♂️




…はい、では気を取り直して。
鬼役をやっていると当然子どもから泣いて逃げられるなんてこともあるんですが、あれなかなか切ないんですよね。
やりながら内心「ごめん!!!」ってなるんですよ。
それで翌年はやる前から「ごめん…!」って気持ちで臨むことになるんです。
でもいざやってみたら、前の年に泣いて逃げてた子がおもいっきり僕に豆を投げてくるではありませんか。

それを見て僕は思うわけです。
「こんなに逞しくなっちゃってまあ…!!」
鬼をただ怖がっていただけの子が1年の成長を経て、勇気を出して鬼に立ち向かう姿にはちょっと感動すら覚えました。

また機会があったら鬼役やってもいいかなと思えるくらいには思い出深い出来事でした。豆は痛かったけど。


ケンパ池上 パブロ



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