バスケットゴール☆とプレ・ゴールデンエイジ
こんにちは、Qです。
「おいしい…」
春麗らかな陽射し差し込む当園のエントランスで
ぼんやりと給食のメインディッシュ「鶏肉の梅肉焼き」を味わっていたときのことです。
(給食がとっても美味しいことはケンパ井の頭の自慢の一つです^^)
ちょうど正面にはガラス越しでバスケットゴールと、
そのゴールにひたすらボールを投げ続ける4歳児の男の子、
B君の姿がありました。
このバスケットゴール、実は昨年度卒園した5歳児さんの保護者の方から、
園へのプレゼントとしていただきました。
とってもガッシリしっかりとしたステキなお品なのです。
卒園生の保護者の皆様、改めてありがとうございます。
今日も子どもたちが夢中になって遊び、未来のNBAプレイヤーを日々育んでくれてます^^
さて、話を戻すと、そのB君、小柄ではありますが、運動神経が抜群で、
(個人的にはおそらくは4歳児クラスではトップクラスなんではないかと一目置いていたわけですが)
まぁ、しかしそんな彼でも
最初はやみくもにボールを投げるだけなので、早々はゴールに入らないわけです。
何回かに1回、まぐれで入るくらいのものでして。
入ったら私も食事の手を止めて、拍手を送ってました。
ところが
成長期真っただ中、いわゆる神経系の発達が著しい
「プレ・ゴールデンエイジ」
の子どもの力って本当に恐ろしいな、と感じたのはこの後です。
たまたま振り返ったB君は、私がゴールしたときに拍手していることに気付いたようで、
ゴールを決めたら、その都度私の方を振り返るようになりました。
そうしてしばらくボールを投げ続けるうちに、みるみる私が拍手する回数が増えていったのです。
ボールを投げるフォームも、
「ボールを投げる」からいつのまにか
「シュートを打つ」に進化し、
スラムダンクの教えにも忠実に
「左手は添えるだけ(実際の彼は左利きの様で、添えてるのは右手でしたが…)」を
誰に教わるでもなく身に付けた彼は、
その後ゴールを量産し続け、私のランチタイムはどんどん長くなっていったのでした。
子どもの成長って、じわじわ見えてくるものと、瞬間的に爆発的におきるものがある
と言われていますが、後者について目の当たりにできた幸せを、
しみじみ感じたお昼休みのひとときでした。
ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!
ケンパ井の頭 Q
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