できない!☆

こんにちは、Qです。


できない!


最近、日々子どもたちが

ものづくりで遊ぶに際して

時折叫ぶ

「できない!」

という泣き言…もとい、切実な心の痛みを表す言葉を耳にしながら、

改めて

「できない!」

という言葉の重みをしみじみ感じ入っています。


「できない!」


というからには、つまりその言葉を発しているその子には、

明確なビジョン、

(ブロックならブロックで、積木なら積木で、砂ならば砂で、

 どういった形のものを作ろう、というTo be像)

が見えている、ということなんですよね、あたりまえですが。


そしてこれもあたりまえといえばあたりまえですが、その子は

そのビジョンに対し、自身の能力が足りていない、という

現状把握(As is)もまぁ大筋出来ているんでしょう。


あたりまえあたりまえあたりまえ、

と言いましたが、

でもこの理想To beと現実As isとのギャップを認識したからこそ、

初めて「できない!」という発言に繋がっているわけですから


子どもの「できない!」発言って、

これ発達過程でいったら、実はものすごく大事な

パワーワードなんだよなぁ、としみじみかみしめつつ


「大丈夫、もうちょっとでできるよ!」

なーんて、無責任にその子を励ましつつ、

そろそろ少し発達を促せるような間接支援に入ろうかなぁ、と

その子を暫くぼんやり眺めていた、ある暑い日の午後なのでした。








ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!

ケンパ井の頭 Q

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