季節のクラフト☆ 梅雨は紫陽花&蝸牛
こんにちは、Qです。
今回のクラフトシリーズは、
季節のクラフトのご紹介です。
といっても、七夕と前後してしまい、もう明けてしまった季節でもある
『梅雨』の後追いレポートです。
ブログ掲載の順不同さ、自由奔放さ、無計画さはご愛敬ということで、
お許しくださいませ。
さて、乳児さんクラスでは
梅雨のクラフトとして紫陽花(あじさい)と蝸牛(かたつむり)を作りました。
(漢字で記して字面で眺めるとまた風流ですね)
【紫陽花編】
お散歩で見かけた紫陽花をおのおの思い浮かべながら、
1歳児さんは色々な色の折り紙を選んで、切れ目の入ったところからちぎって。
(折り紙の切れ目は事前に保育者が入れておきます。これぞ発達に合わせた環境設定!)
2歳児さんはは「〇○ちゃんはパープルが好きー!」と好きな色の
折り紙を選び、自分の手指で適当な大きさにちぎってから。
カラー紙皿のセンターに糊をぐりぐり塗って、そこに色鮮やかなちぎり絵を広げました。
保育者がもたもたしている間にちぎった折り紙を更に「ぐしゃぐしゃー!」と
握って感触を楽しむ1歳児さんもおりまして、もう一瞬たりとも油断も隙もございません。
【蝸牛編】
蝸牛は、タイミングよくクラフト前に本物を見る機会がありました。
先の七夕行事用にご近所から笹をいただいた際に園長先生たちが捕まえた見事な蝸牛がしばらくエントランスにちょこんと鎮座していたのですが、
それらをみんな恐る恐る眺めて、そして重ねるように蝸牛が登場する絵本を読み聞かせする
等して子どもたちのイメージも万全に膨らませ、場をしっかりあたためてから、
いざクラフト開始!
おのおのがおのおの、個性的な柄模様の殻をクレヨンで描きあげました。
殻と蝸牛の身体がくっついて、自分だけの蝸牛が目の前で完成するのを
嬉しそうに眺め、「これママにあげるの」と満面の笑みを浮かべる子どもたち。
【仕上げ編】
最後に紫陽花と蝸牛もくっつけて保育室内に飾りつけ。
両方の綺麗な柄が見事にコラボレーションしたことでみんな
とっても満足そう。飾ってある作品を、お迎えのときに「見て見てー!」と
嬉しそうに指差して、パパママと一緒に眺める姿を見るにつけ、
ほのぼのとした気分で胸がいっぱいになる夕暮れ時なのでした。
あらためて、クラフトをして思うのは、
一人一人が一人として同じでなく、個性がほとばしっていることが楽しく、
また、子どもたちが集中力の続く範囲でいかに楽しめるよう環境をどれだけしっかり
整えられるかはほんと気が抜けないのですが、その結果として子どもたちがストレスなく
楽しめている姿を見た時が至福、ということでしょうか。
そしてなにより、これはクラフトに限らず、保育全般にいえますが、
いろいろなことが出来るようになってきている子どもたちの成長の軌跡を
間近で実感できることも、この仕事ならではの愉悦(ニヤニヤポイント)なんですよね。
ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!
ケンパ井の頭 Q
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