伝家の宝刀☆
っていうのが彼ら彼女らの表情からも見てとれるようになってきました。
単に愛着が形成されてきた、というだけでなく、
彼ら彼女らの言葉の発達も今まさに花開こうという、そんな瞬間の輝きの眩しさに
私の網膜も焼き切れんばかりで、もう、歓喜に満ち満ちています。
積極的にコミュニケーションを仕掛けてくる際に抜刀する、
いわば伝家の宝刀、それは
「これなぁに?」
「なにしてるー?」
「なんでー?」
【なになになんでソード】
とでも申しましょうか。
「この人なんていってるー?」
「この人はー?」
「このわんちゃんはー?」
「このありさんはー?」
「このくるまはー?」
「このぼーるはー?」
…
この剣を振るう子どもたちの太刀筋の猛威ったらありません。
大人もせっかくだから、振るわなきゃもったいない。
例えば、
お散歩で公園に着いたら、遊ぶ前に子どもたちとお約束をしますよね。
大人 「〇〇組さーん!」
乳児さん「はーいー!」
大人 「公園で遊ぶおやくそく!」
大人 「公園の外に出ていいんだっけー?」
乳児さん「だめー」
大人 「なんでー?」
乳児さん「!?」
…
乳児さん「車にぶつかったりすると危ないからー」
大人 「そうだね。あと、先生が見えないところにいったら、なにかあった時に
みんなを守れなくなるから、先生の見えるところで遊んでね。」
といった具合に、
子どもがお約束の質問に対し「だめー」と答えた直後にすかさず
大人から「なんで?」と聞き返す。
そうすることで、
子どもたち自身が「なんでだめか」を考えて
子どもたち自身の言葉で「だめなりゆう」を
答えてくれたりします。
そうすることで
子どもたち自らがしっかり腹落ちして、
よりお約束を守ってくれることも多い、と感じる今日この頃。
話す・伝える、という行為を、双方向のやりとりとして
コール&レスポンスで重ねていくことで、
より伝えたいことも伝わりやすいのかな、と。
これって対大人にも通じるものだよなー、とも。
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