降園風景☆ 歓喜編 その1
こんにちは、Qです。
子どもたちにとって、待ち遠しい時間のひとつ、
それは保護者の方の「お迎え」でしょう。
それは
幼児さん、乳児さんの差なく、愛おしい瞬間であることでしょう。
なおかつ、そうあってほしい、と願わざるを得ません。
また、いつもと違う人がお迎え、というのも
ときとして、また感激はひとしお。
Sくん、今日のお迎えはいつものお父さんと違って
お母さんだったようです。
「あ、ママ!、ママ!!ママ!!!」
とママを発するごとにボルテージが上がっていくのがこちらも体感でわかるほど。
お迎えのときの乳児さんのリアクションにもいくつかのパターンが見られるのですが、
その一つに、自分が作っていた作品を保護者さんに見て欲しくてたまらない、
「見てみて!これすごいでしょ!」パターンがあります。
Sくんのパターンも、強いて言うならやはりこのパターンに該当するのでしょう。
彼は足元に転がっていた立方体のブロックを1つ、
右手の親指と人差し指で素早くつまんだかと思うと
お母さんの眼前に突きつけ、笑顔でこう叫んだのです。
「ママ!見て!!クッキー!!!」
それはその瞬間、
確かにほんのり温かい湯気を立て、
焼きたてと見まごうばかりの、歓喜に満ちたクッキーでした。
お迎え。
そのシーンが奇跡を呼ぶ、そんな瞬間を一つお届けしました。
ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!
ケンパ井の頭 Q
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