The Very Hungry Caterpillar
こんにちは、ケンパ池上のパブロです🐧
先にお断りしておきますが、今回の記事は正直歴代随一のくだらない内容になるかと思いますので、予めご了承ください。
まったくもって為にならない話をします。
さて今回のタイトル。
先日亡くなったアメリカの絵本作家、エリック・カール氏の作品で、日本では『はらぺこあおむし』の名で親しまれる、言わずと知れた名作絵本です。
「はらぺこあおむし」作:エリック・カール、絵:エリック・カール、訳:もりひさし
出版社:偕成社、出版年:1976年
話のあらすじとしては、卵から孵った小さなあおむしが月曜~日曜まで、いろんなものを食べて大きくなり、やがて蛹となり蝶になる、というお話です。
うちのクラスの1,2歳児たちもこの絵本が大好きで、特に蛹から羽化して蝶になるところでは毎回スタンディングオベーションが起こるほどの盛り上がりを見せ、立派に成長して羽ばたいていく蝶に手を振り見送っています。
そんな大人気絵本ですが、僕は常々不思議に思っていたことがありました。
というのも、このあおむし。月曜から金曜まではリンゴや梨など、果物だけを食べて生きていたのですが…
「どようび あおむしの たべたものはなんでしょう。」
ここからなんと、それまでの食生活がまるで嘘のように暴食の限りを尽くすのです。
しかもそのメニューも
・チョコレートケーキ🎂
・アイスクリーム🍦
と来てスイーツ中心に攻めていくのかな?と思いきや
・ピクルス🥒
・チーズ🧀
・サラミ
突然の方向転換。
僕が学生時代にバイトしていた居酒屋で見たことのあるおつまみ3種盛りです。
あおむしの食欲はまだまだ収まりません。
この後も、
・ペロペロキャンディー🍭
・さくらんぼパイ🍒
・ソーセージ
・カップケーキ🧁
・スイカ🍉
いよいよ人間でも人によっては食べきれない食事量です。
甘いものを食べたらしょっぱいものが欲しくなり、しょっぱいものを食べたら甘いものが欲しくなる。あの悪魔の無限ループに完全にはまっちゃってます。
ちなみにあおむしはこの後、案の定お腹が痛くなって泣くのですが、一体なにがあおむしをここまでの暴食に駆り立てたというのか?
長年の疑問だったのですが、ついに昨日、僕はこの疑問に対して一つの仮説に辿り着きました。
ずばり、
『あおむし、土曜日が給料日だった説』です。
あおむしの月曜~木曜までの献立が比較的質素なのは給料日前だから。
金曜日にオレンジ5個で量を多めにしてちょっとだけ贅沢にしているのは、これまでの節約の甲斐あって給料日前日にして少しの余裕が生まれたから。
そして待ちに待った土曜日(給料日)。
もはやあおむしを止められる者などいるはずもありません。欲望の赴くままにパーティーの開幕です。
どうでしょう、これならばあおむしの行動にも説明がつきます。
…なーんてことを考え、欲望のままに注文した宅配ピザを食べながら給料日を過ごした、昨日の僕でした。
あ、終わりです。
ほらそこ!「読まなきゃよかった」とか言わない!
ケンパ池上 パブロ
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