溶けてない☆ アートの日 色と水編

こんにちは、Qです。


Q.このブログで「アートの日」についてお話したのは、いつの頃だったでしょうか?


A.それは5月28日です。↓↓↓

  https://kenpalca-saiyo.amebaownd.com/posts/17776685


そんな自作自演はさておき。


なんと半年も前のことなんですね、あぁ恐ろしい!

ブログには起こしておりませんでしたが、これまでもいろいろアートしてます。


今回と次回は、そんなアートの日の子どもたちの様子をお伝えします。


まずは神無月のアートの日。


少し前のクラフトで絵の具を使ったとき、

色が混じる様子に興味を持った子どもたちに、


「ジュース作りしようか!」と、今回は絵の具を使わない色水作りをしました。

子どもたちの反応は「やる!」「やりたい!」と、とっても乗り気。みんな身を乗り出して

やる気満々です。


この日の為に、事前に計画書も作り、もちろん実際に試作してテストして、

準備万端、本番に臨んだのはいうまでもありません。


しかし


トラブルというのは、いつなんどきやってくるかわからないものなんです。

「身構えている時には、死神は来ないものだ。」という偉人の言葉にもあるように、

割と身構えないと、トラブルってホイホイやってくるみたいです。


今回絵の具の代わりに使ったのは、「花紙」。


これを細かくちぎってペットボトルに入れ

水を注いで、ふたをして、

しゃかしゃか振るとあら不思議!

なんと花紙が水に溶けだして、色水が簡単にできるんです。


そう、簡単に。

出来るはずだったんです、本番も。


「…ほら、この…通り!………この?…通り?」


「???」


最初は、見間違いかな、と自分の目を疑い。

次に、あれ、こんなもんだったかな、と自分の記憶を疑い。

一緒に参加してくれた保育士の方も「昔やったことあるけど、あんまり溶けないんだよ」

と、自分に追い討ちをかけ。

そんな風景にざわつく子どもたち。


…これはまずい汗

どないしよ…


と、そこで閃いたわずかな突破口。

瞬間、物品庫へと駆け出すや、ガバっとつかんだのは、

そう、旧ロットの花紙でした。


再度その花紙で実演すると、あれよあれよと鮮やかな色合いのジュースが

できあがるではありませんか!


ホっと胸を撫でおろす間もなく、そこからは後れを取り戻す勢いで、


 子どもたちと色水をつくる、コップに入れる、乾杯する、他の色水をつくる、

 コップにいれる、乾杯する、違う色の色水を混ぜる、色が変わるさまをみて盛り上がる、

 また他の色水をつくる…。

 ※「色水」は「ジュース」と脳内変換してお読みください。


ペットボトルやコップはふんだんに用意していましたので、そこからはジュース祭りが、

「三日三晩続きましたとさ」という勢いで盛り上がったのはいうまでもありません。


さて、花紙が水に溶けなかった理由なんですが、改めて。

最近、花紙の在庫が減っていた為、運動会用に花紙を大量に発注していたんですね。

そうして新しく入荷した花紙は、いままで使っていたものとは品番の違う品でした。

通常の花紙として使う分には、新旧どちらの品も使い勝手に遜色もなく、

私も深く考えずに今回のアートの日で新しい花紙を使ったわけですが、試作で使っていた

のは古い方だった、ということで。


 テスト環境と本番環境は揃える

 テストでしていないことは本番でしない


というシステムエンジニア時代の鉄則を改めて思い返すことにもなった

アートの日なのでした。


ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!

ケンパ井の頭 Q

ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会リクルートページ 先輩保育士たちのブログ掲載中!

少人数で家庭的な保育と異文化体験ならケンパにおまかせ! 本ブログでは、先輩保育士たちの生の声をお届け!

0コメント

  • 1000 / 1000