なにがお困りごとですか?☆ 大丈夫?でなく 自立編

こんにちは、Qです。


「大丈夫?」


つい口癖のように、口をついて出てくるワード

問いかけワード


いつからでしょう?


反射的に「大丈夫です!」と返してしまうのは


強がりからか、遠慮からか

大人になったからなのか

本当はちっとも「だいじょばない」のに


問いかけられると

すくなくとも乳児さん、幼児さんは

素直に

「ころんだ!」「ここぶつけた!」

「ペンされた!」「ここが痛い!」「冷やす!」

「血出た!」「鼻血出た!」「鼻水出た!」

「絆創膏!」「ティッシュ!」

と、まぁ

「だいじょばない」旨を返してくれます


おとなは

この問いかけワードの裏に

 ” 大丈夫だよね、ね、そうだよね ”

という言外の圧を知らず知らずに感じとってしまうのか

問いかけてくれた人に迷惑を掛けたくないと

つい思ってしまうのか


そこは迷惑と思ってしまわずに


「いえ、

 大丈夫じゃないです。

 〇〇な状態なので、

 〇〇な状態を解消、もしくは低減できるような

 然るべき対処方法をご提供ください!

 お願いします!」


と、するっと抵抗なく助けを求められるようになりたいし、

誰しもがなるべきだと思います。

あ、関連してこれは学校で学んだことの中でも印象に残った言葉なんですが。


 自立する、ということは、

 困ったときに、「困ってる!」と周囲に助けを求めることができることだ

 決して自分一人でなんでもできるようになることではない


これは、あえてうろ覚え、というか自分の感覚言葉で常にお伝えできるように

自分の引き出しにしまってあるので、一語一句合っているかどうかは知りませんが。

要は、そういうことでして。


 困っていたら、声を上げる。

 困って声を上げる人がいたら、受け止める。


そしてそして

困っていそうな人には、「大丈夫?」ではなく、

「何がお困りごとですか?」と声を掛けた方が、

相手も困っていることを言いやすいそうです。

そこは問いかける側としてケアできると、より一層ステキかもしれませんね。


あ、でも聞かれて

本当に大丈夫だったなら、元気いっぱい「大丈夫!」と叫びましょうか。

元気過ぎると逆に心配されるかもしれませんが。


ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!

ケンパ井の頭 Q

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