プレイバック パート2 鬼、ときどき獅子舞
ときをもどそう
あ、さきにお断りしておきます。
今回のお話、オチ、というか結論は私の中で出ていません。
保育園、というか日本古来の「ならわし」の中には、
どうしてこんなに子どもを怖がらせて大人が溜飲を下げる(?)んだろう、
というような行事、アイコンがいくつか存在します。
(注:個人的な見解をいささか含みます。)
代表的なものとして、
年始早々、1月2月と2連続コンボで発生する
新年会の「獅子舞🦁」、節分の「鬼👹」
が挙げられます。
妻いわく、
「なんであんなに子どもが泣き叫んでるのに、周りの大人は楽しそうにしてるの?
絵面がサイコパスなんですけどー」
「やめてあげればいいのに」
と。
「…た、たのしそうにしている、だと⁉︎このわたしが⁉︎」
楽しそうにしていた周りの大人の一人として、
そんな身内の感想にハッとさせられました。
「子どもの最善の利益」
を常に考えよう、とか口では言いながら、
果たしてこの2大絶叫イベント、
子どもの最善の利益に適っているのか?
と。
獅子舞や、鬼を前に、
泣きわめき汗(それも冷や汗)や涙やよだれまみれ
になりながら恐怖のドン底で
必死の抵抗をこころみる幼子たち。。。
特に乳児の保育室の様相たるや「阿鼻叫喚」たる有様。
であるのに、それとは対極的に
周りの大人の場違いなまでの生暖かい笑顔の面々。。。
いや、しかし
これだけ歴史あるショウとして毎年連綿と続けられているには、
「子どもの最善の利益」にかなった、それなりの理由があるはず…。
「子ども泣かせイベント」のローカル代表的な行事
「泣き相撲」でさえ
『1歳前後の幼児の泣き声を土俵上で競わせる日本の風習・神事。
現代では主に幼児の成長や安産を祈る目的で行われる』(ウィキペディアより)
とそれなりの神事としての格式を与えられ、
真っ当(っぽい)理由が付与されているのですから。
…
…
皆さんも、この理由、少し一緒に考えてみませんか?
せわしないこのご時世、ちょっと足をとめて、星空でもぼんやり眺めながら。
(決して、それなりの理由があることを妻に言い返してやりたい、
とかそんなよこしまな理由ではありません)
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