愛のクラフト☆ 母の日

こんにちは、Qです。


ということで、ご紹介がすっかり遅れてしまいました。

こいのぼりクラフトを紹介してつい気が緩んだわけではありませんが、

5月といえば、「母の日」。

日頃お世話になっているご家族に感謝の気持ちを伝える大切なイベントです。


子どもたちには是非こういった機会を活かして

照れくさそうにでも、あらためてご家族へ「ありがとう」を

面と向かって伝えてほしい!

そんな気持ちが園としても込められています。


ですので、ちょっと乱暴な言い方ですが、

そんなイベントの肝となるクラフトは、他の季節のクラフトと力の入れようが

若干異なります。

なにがなんでも完成させてご家族のもとにお届けしたい、

お届けせねば!


私たちも、そんな使命感を持って熱量高く子どもに接っしてしまったりするものですから、

…日頃クラフトに興味をあまり示さないNくんは、

クラフトのグレード(おもにおとなの都合であがったりさがったりします)などに

おかまいなしの我関せず。

通常モードでやっぱり園庭で三輪車に乗ったり、お部屋で車の玩具で遊びたい模様です。


そんなNくんの気持ちもくみとりつつ、

Nくんの興味のあるものと抱き合わせながら、

各作業フェーズをクリアしていったのが、今回の母の日クラフトのクライマックスでした。


①赤とピンクの花紙を手でくしゃくしゃするフェーズ

 (見本を目の前で見せても興味を示しません)

→ 「ほら、Nくんの大好きな救急車とパトカーだよ!」

  「ほら、この車をこの赤とピンクの紙でくしゃくしゃって包んでみよう!」


②くしゃくしゃにした花紙をのりで台紙に貼り付けるフェーズ

 (ヤマトのりのような液状の物体に触れる行為を激しく厭います)

→ 「ほら、この車を包んだ紙をこの入り口(ヤマトのりの容器の入り口)から

   車庫入れして洗車してみよう!」

  「ほら、洗車したら、この駐車場(花紙を飾る台紙)に駐車してみよう!」


果たして今回の進め方が最善だったとは思っていませんが、

少なくともNくんに無理矢理クラフトをさせることだけは避けられたのも事実です。

とはいえ、日々精進して、子どもたちの興味をもっともっと引き出して

クラフトの魅力を余すところなく伝えて、子どもたちと一緒に楽しみながら

成長していきたいものです。


「おかあさん、産んでくれて、育ててくれてありがとう!」

この週末あたり、母の墓前にご挨拶にいこう、とふと思うのでした。


ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!

ケンパ井の頭 Q

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