エマージェンシーライン☆

こんにちは、Qです。


まだまだ残暑が厳しかったり、ちょっと肌寒かったりと

そんな日が日替わり入れ替わりでやってくる、

そんな季節の変わり目ですね。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。


柄にもない挨拶から始まりましたが、

もう9月。

そう新年度が始まって間もなく半年にもなろうかという時期。


子どもたちは、それはもう、日々目覚ましく成長を遂げておりまして、

もう枚挙に暇がないとは、まさにこういったことなんだろうなぁ、と

もうここ数十年レベルで大きな変化の無い我が身を顧みるにつけ、

子どもの輝かしさに目が潰れる毎日をすごしています。



「噛みつき」


明らかに減って参りました。

これも成長・発達の証。職員一同もろ手を挙げての喜ばしい秋です。

実はその成長・発達だけでなく、別の側面からもちょっとだけ、

ちょっとだけ減った要因があるんじゃないかなぁ、と体感したことがあります。


新年度当初、新入園児を始めとして新環境に置かれた子どもたちは

右も左もわからない、知らない人もいっぱいいて疑心暗鬼、

五里霧中のなか暗中模索している、ちょっと不安定な状態と言っても過言では

なかったわけです。

極論すれば

「自分以外はみんなよそもの」

だから、一触即発。

それで、すぐ噛んだり。


そんな状態から、日々同じ顔触れで一緒に生活していくうちに、

「ん?こいつはひょっとして最近よく見る顔だな?少なくともよそものではなさそうだ」

と徐々に周りを落ち着いて見られるようになってきまして。安定した状態に移行していく

わけです。

みうちであれば些細なことは大目にみよう。

なので、噛まなかったり。


要は、生活に慣れ状態が安定してきたことにより、

その子にとってのエマージェンシーラインが下がったことも、

噛みつきが減った一因、理由の一つなんではなかろうか、と。


当然、

言葉が話せるようになる等、発達により噛まなくなった部分の方が要因としては

圧倒的に大きいんですが、

先日、乳児クラスに新しい玩具が入って来た時に、

その玩具の取り合いをしていた時のNちゃんの急激な表情変化をみるにつけ、

「あかん、それ噛もうとしてる時の顔やわ」

と似非関西弁まるだしにして、久しぶりに「慌てて止めに割って入る」ムーブに

移行するQなのでした。


ではまた、次回お会いしましょう!お元気で!

ケンパ井の頭 Q

ケンパ・ラーニング・コミュニティ協会リクルートページ 先輩保育士たちのブログ掲載中!

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